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2017年2月23日木曜日

超高齢者たちとの予想外だらけの日


日帰り出張のサラリーマンのごとく早朝の新幹線に乗って、

さらに1時間ほどバスに乗って、祖父母の家にときどきひとりで行くのですが、

病院に連れて行ったり1日をいっしょに過ごしていると、じつにいろんなことが起きます。

仲はいい。お互い尊重もしていると思う。

けれど祖母は認知症、祖父は耳が遠くて会話が成立しない、、(補聴器をつけていてもなぜか)

祖父にいっしょうけんめい伝えていたら、祖母には聴こえすぎている。

祖母の幻視(認知症の症状のひとつで、そこにいないものが見えるなど)に、祖父がうんざりして精神的に追い詰められている。

近所に出かけた祖父が帰ってこないので探しに行くと、固まってて動けなくなっていた。

それをあとからゆっくりついてきた祖母も手伝って支えながら連れて帰ったり。

10分おきに「あれは○○だったかなあ?」と似たようなことを祖母に聞かれるも、

毎回ちょっとずつ○○のところがちがっているから、わたしはそういうことにしておいたり、しなかったり。笑

家で自分たちで暮らしたい

ヘルパーは要りません

デイサービスはわたしには必要ありません、などなど

本人たちの希望なのだけれども、いやいや、超高齢者ですよ。ふたりとも。

今年に入って祖父の足取りは乳幼児のつたい歩きのごとく。

ふたりだからがんばって支え合って暮らせているけれども、

ふたりだから相手にイライラすることもあり、修羅場もあり。それを目撃するワタクシ。

ああ〜毎日こんな繰り返し、しているんだろうな

もうそんなにがんばらなくていいのに。

ここまでふたりだけで暮らしてきたこと、立派。そう思いますよ。


祖母の本棚






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